Art’s Embraceの願い
映画を見たり、ライブに行ったり、綺麗な風景を見た帰りに、
いつもの景色が違って見えてきたことはありませんか?
アートには新たな感覚に出会い、それぞれの感じ方を積極的に受けとめ、肯定する力があります。
アートに触れたことをきっかけに視点が変わり、
これまで見えてこなかったまわりの人や物事に気づかされます。
その気づきをそれぞれの仕方で蓄積し表現することで、
新たな価値が生み出されていくのではないでしょうか。
私たちは、アートを通じてさまざまな背景や違いを超えた交流が生まれ、
多様な人々がともに生きていく世界を目指しています。
立場を問わず互いに認め合える場と機会を創出し、
そこで生まれる知恵と価値を深く広く社会へ発信していきます。
-私たちが考えるアート
私たちが考えるアート作品そのものだけではなく、作品を生み出す意識、行為、共感、協同、思考、などを含む過程、社会へのメッセージなど、その全体をアートと捉えています。
-団体名について
Art’s Embrace(アーツエンブレイス)
「アートの力ですべての存在を抱きしめたい」「アートがあるから、他者と繋がることができる」という思いを込めています。
活動紹介
TURN(〜2021年度)
“違い”を超えた出会いで表現を生み出すアートプロジェクト「TURN」を共催し、TURN運営本部を拠点として2021年度まで活動していました。詳しくはTURN公式ウェブサイトをご覧ください。
※東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、国立大学法人東京芸術大学との共催事業です
主なメンバー
東濃 誠
大学の時、教育系サークルで、地域の豊かさとこどもの成長は密接に関わっている、と気づき都市計画を専攻。卒業後、都市再開発の現場で、地元の一人一人の人生をあずかり、その人にふさわしい生活再建をする仕事に没頭。信頼されるまで3年、完成まで10年以上。3つの市街地再開発事業で事務局長。
人生の幅を拡げたくて2014年からアーツカウンシル東京主催「思考と技術と対話の学校」にてアートプロジェクトを学ぶ。そこでTURNに出会い、NPO法人アーツエンブレイスを立ち上げ参加。現在に至る。
資格: 再開発プランナー
天羽 絵莉子
高校を卒業するまでドイツと日本を往復しながら天真爛漫に育つ。大学では経済学を学び、地域通貨に興味を持つ。卒業後、税理士法人等で経理や税務でキャリアを積む中、アートプロジェクトに出会う。「としまアートステーション構想」や「思考と技術と対話の学校」に席を置きながら、東京都の「TURN」始動時より事務局スタッフとして関わる。法人設立メンバー。現在とりまとめ役担当。
田村 ゆき
1988年生まれ、広報担当。都内大学院で心理学を専攻し、サードプレイスとレジリエンスに関する研究を行う。修了後、「ある人の生き方や、新しいサービスを広く伝えることが、誰かの生きづらさの助けになるかもしれない」と考え、広告制作会社に就職。企画や制作ディレクション、コピーライティング、情報誌の編集に従事。同時に「思考と技術と対話の学校」を3年間受講する。2017年4月より現職。特技は創作料理。見た目はともかく、素材の持ち味と栄養バランスを大切にしている。認定心理士、ピア・カウンセラー、書道準師範。
岩中 可南子
1981年東京都葛飾区生まれ。高校中退、働きつつ一人暮らしを始める。セツ・モードセミナーに通い、そこで出会った大人たちに刺激を受けて進学を決意。大検を取得し、早稲田大学第一文学部入学。同大学大学院文学研究科美術史専攻修了後は、美術系出版社の編集、美術大学の職員を経て、2012年~17年までSHIBAURA HOUSEの企画職。地域に根ざしたコミュニティ・スペースの運営や、アート、デザイン、建築、ダンス、食、社会問題など、幅広いテーマのプログラムの企画、運営、広報を担当。現在、NPO法人Art’s Embraceの非常勤職員として、TURNでは主にTURN LANDを担当。その他フリーランスとしてアートやパフォーミングアーツ関係のプロジェクトに関わる。趣味はトランペットと料理とお酒。将来的には色々な人たちが集えるグループホームを立ち上げたいと密かに考えている。