Art’s Embraceができること
わたしたちはみんなが障害や人生背景など違いを超えてともに生きる世界をめざし、アーティスト、そしてさまざまな人々と共働して、次のようなアートプロジェクトをつくります。
Basic Trustを表現の基盤として見い出します
Basic Trustは、わたしたち一人ひとりに内在する「きっとできる」という自信の源であり、人と人の間にも必ずあるものです。信頼関係や大切に育まれることから生まれ、福祉的な機能をもつ現場やスタッフにあふれています。アーティスト、現場の人々と共働してBasic Trustの多様な形を見出し、表現の基盤とします。
Public Needに応えます
アートプロジェクト「TURN」を東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、国立大学法人東京芸術大学と共催し、2015年度から2021年度まで事業の運営及び実施をしてきました。福祉的な機能をもつ施設やコミュニティと交流を重ねて表現として育て、そこでの体験を外に広げる場をつくったり、運営を福祉施設自らが行えるよう伴奏してきました。社会に開かれた公共性の高い事業を企画運営した経験を活かして、プロジェクトを進めます。
ふたつのAccessを組み込みます
わたしたちは「障害」を幅広く捉え、「やりたいことが自らの心身やまわりの環境が整わずできない状態」だと考えています。この「障害」を抱える人たちが、さまざまな場や施設にアクセスできるか、考え実践してきました。また、まだ意識化されていないがニーズがある人たちが、福祉機能をもつ施設やコミュニティにアクセスする道筋についても同様に考え続けてきました。ふたつのアクセスを組み込み、福祉施設を地域の誰もが立ち寄れる文化施設にするプロジェクトを推進します。
Coordinateします
わたしたちはプロジェクトを共働する人々と、アーティストそれぞれに信頼関係をつくり、仲人してプロジェクトを実施してきました。またコロナ禍にあって、アートプロジェクトをオンラインなど遠隔で実施する方法も模索し実践しました。わたしたちが蓄積してきた経験や信頼関係のネットワークを活かして、アートプロジェクトが場所やコミュニティに寄り添えるよう調整力とチームワークでコーディネートします。
アートの力でYour Place を創出します
お互いの背景がわからなくても、言葉が通じなくても、居ることに違和感がない、一緒にいて居心地がいい。そんな場所を、多様な感性を受け入れるアートの力とともに、さまざまな施設やコミュニティに創出します。
法人名 | 特定非営利活動法人Art’s Embrace(読み:アーツエンブレイス)
設立日 | 2016年1月4日
役員一覧 | 理事長 東濃誠
理事 伊藤達矢 天羽絵莉子 田村悠貴
監事 若林朋子